B級映画と思って観たら、痛い目にあうぜぇ….
あらすじ
恐ろしい内容や挿絵のために全米で学校図書館に置くことに対する論争が巻き起こった児童書シリーズを映画化。
ハロウィンの夜、町外れにある屋敷に忍び込んだ子どもたちが一冊の本を見つける。
その本には数々の恐ろしい話がつづられており、本を持ち帰った次の日から、子どもがひとりまたひとりと消えていく。さらに、その「怖い本」には、毎夜ひとりでに新たな物語が追加されていき……。
いやあのね、怖いってぇ、これはぁ
ちょっとこれは言わせてほしい。
こんな怖いと思いませんやん!
B級かなーって!
これ滑ってるやつやろなーって!
その程度のノリで、空いた時間に観ましたんやん!
いや怖すぎてさ
何回か目つぶったからね!!
※管理人は30代のおっさんです
ていうかさ!
みなさん、予告動画みましたか?
これね。
予告ぜんっぜんこの映画の魅力だせてないです!笑
逆に!笑
めっちゃ何回もドキッとさせられるし
「えーーーもういいってー」って何回も思いましたよ!ちくしょうが!!
1mmも手を抜いてこない製作陣
注意:ここから先はネタバレあり
この作品、ストーリーはそこまでは練り込んだ感ないんですよ。
あー見つけたらあかんやつ見つけて、変な事件に巻き込まれるパターンね。
みたいな。
見つけた本に、夜な夜な勝手に物語が書かれて、その書かれた物語の通りに現実世界で事件が起きる。
そんな感じ。
ところがですよ。
製作陣がめっちゃ基本に忠実で
1mmも手抜いてこないんで
普通に心臓に悪いレベルで緊張します。笑笑
カカシが急に動いて追いかけてきたり
廊下を腐り果てた死体が徘徊してベッドの下に隠れたらまさかのベッドの下にそいつ追って引き込まれていったり
通路の先から真っ白な顔の化け物が近づいてきて逃げても逃げても全ての通路でそいつと出くわしたり
まぁいろんな怖いことは起きるんですが
ホラー映画の超基本
『無音で焦らして急に衝撃』『遠くからじわじわ近づいてくる』
をしっかり毎回ブッ込んでくるんですね。
それも結構しっかり焦らすんですよ。
想像してみて。焦らされる時間…..
はい、その5倍は焦らされます。(長すぎや)
だからね。
目つぶっちゃうの。怖くて。笑
もちろん登場する化け物たちも、ものすごく不気味。
『手足いろんな方向に向きながら四つん這いで走ってくる謎のひとがた』とかそんなもん誰でも怖いわ!
ただ監督もお気に入りの不気味キャラである『青白い女』
こいつね
この子はなんか
ちょっとかわいくない?笑
と思いました。笑
謎の現実的さも評価
そしてこの映画、少年たちがトラブルに巻き込まれる系の映画では鉄板ともいえる
『事件が解決して全てが元どおり』
をがっつり無視してきます。
wow,Unbelievable!!!!!!(訳:信じられないよ、わおわお)
呪いを解いても、起きた事象は元には戻らず。
なんて厳しい。
ゆえに主役の女の子は、行方がわからなくなった友達を見つけるために、まだまだ諦めずに呪いと向き合う。
というフィナーレです。
続編に繋げるつもりでこうしたのかもしれませんが、そうでないならなんと現実的で恐ろしいエンディングか。
その辺りも意表をつかれたので高得点でございました。
ということで80点。
管理人